ようこそ、「サポート・ラボ(地域密着サポートブログ)」にお越しくださいました。サポート・ラボ所長の林です。
10月になって、だいぶ涼しくなり秋らしくなってきましたね。読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、睡眠の秋…〇〇の秋は人それぞれですが、皆さんの○○の秋はなんですか?ちなみに「○○の秋といえば」のランキング1位は「食欲」だそうです。
さて、突然ですが質問です!サポート・ラボの第1回と第3回ではWi-Fiが繋がらない時の対処法についてでしたが、そもそも「Wi-Fi」って何か皆さんはご存じですか?
(Wi-Fiの意味も知らず、繋がらないとか速度が遅いとか言っている人がなんと多いことか…○○ちゃんに叱られますよ!)
「Wi-Fi(ワイファイ)」とは、スマホやパソコン、テレビ、ゲーム機などのネットワーク接続に対応した機器を無線(ワイヤレス)でLAN(Local Area Network:ローカル・エリア・ネットワーク)に接続する技術のことなのですが、正式には「無線LAN」に関するブランド名(登録商標)です。
Wi-Fi Alliance(アメリカに本拠を置く業界団体)によって、無線LAN関連の国際標準規格であるIEEE 802.11(アイトリプルイー802.11)規格を使用した機器同士の相互接続が認められたことを示す名称、簡単に言えば無線LANの名前の一つです。
その昔、無線LANが出来たころにはメーカーの異なる機器同士は接続できないということがありました。そこで、それを防ぐためにWi-Fi Allianceという団体が発足して、無線LANの国際標準規格を制定しました。
現在、このWi-Fi規格に対応した機器同士は、メーカーが異なっても相互に接続することができます。無線LAN機器は、ほとんどすべてがWi-Fi規格に対応しているので「Wi-Fi」=「無線LAN」と考えても問題はないです。
さらに、Wi-Fi規格の正式名称は「IEEE 802.11+アルファベット」ととても長いものです。最近まで「11+アルファベット」を通称として利用し「11n」や「11ac」といった略称で表していました。
但し、この略称だと新しい規格がどれなのかわかりにくいこともあり、2018年10月Wi-Fi Allianceは名称に4、5、6の番号表記(ナンバリング規格)を導入することにして、6番目のWi-Fi規格「11ax(IEEE 802.11ax)」を「Wi-Fi 6」と呼ぶことにしました。1つ前の「11ac」は「Wi-Fi 5」、2つ前の「11n」は「Wi-Fi 4」となります。
なお、最新の規格である「Wi-Fi 6」は、通信速度や繋がりやすさでは優れていますが、接続する機器によっては「Wi-Fi 6」に対応していない場合もありますので、ルーター等を買い替える場合には注意が必要です。
※「Wi-Fi 6」での通信を利用するには「Wi-Fi 6」対応の機器同士でなければなりませんが、ほとんどルーターは「Wi-Fi 5」や「Wi-Fi 4」などの規格にも対応しているので、それらを利用して接続することはできます。
ちなみに「Wi-Fi」は、音響機器などの原音や原画に忠実な再現するという意味に使われる、High Fidelity(ハイフィデリティ)の略語である「Hi-Fi(ハイファイ)」の韻を踏んで命名されたそうですよ。
第4回目のレポートは以上です。今回はちょっとした「Wi-Fi」の豆知識でした。
あと、W-iFi6対応ルーターをレンタルで提供している、国内最速級インターネット「NCT光10G」の特設ページも興味がある方は是非見てみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「サポート・ラボ」では、これからも楽しい情報やためになる情報をお伝えしていきます。
次回もお楽しみに!