新年明けましておめでとうございます。NCTサポート部の小林です。
本年もNCTをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、前回の【さぽーとノート】Note Vol.16「インターネットが遅い!?原因を知ろう!」の最後にお話しした、Wi-Fi6Eに関して、現在NCTで確認できている内容をお知らせしたいと思います。
日本では、2.4GHz帯、5GHz帯の2種類の電波をWi-Fiで使用してよいと定められていました。
Wi-Fiの利用が拡大したことで、新たに6GHz帯の電波も使用できるように変更されました。
この6GHz帯の電波に対応したWi-Fi規格がWi-Fi6Eです。
5GHz帯が最大1Gbpsの通信速度に対し、6GHz帯は最大2.5Gbpsの速度となります。
6GHz帯の電波も使用できるWi-Fi6Eは、より高速なWi-Fiを利用できます。
2.4GHz帯は電子レンジなどの家電製品、5GHz帯は飛行機などが使う無線に干渉されますが、6GHz帯は今のところ、使用している機器が無いため、電波干渉されにくいとされています。
Wi-Fi6Eは、より快適なWi-Fi環境を実現できます。
電波は、周波数が高くなると、届く距離が短くなる特性があり、2.4GHz>5GHz>6GHzの順となります。
6GHz帯の電波の特性を理解し、以下の注意点も踏まえながらWi-Fi6Eを活用しましょう!
当然の話かもしれませんが、Wi-Fi6E対応のルーターが必要となります。
ルーターをWi-Fi6Eにしたからといって、各端末が対応していないと、従来の2.4GHz、5GHzしか接続できません。
ルーターの速度が速くなっても、ご契約中の速度が遅い場合、効果はあまり感じられません。
弊社では、10Gのプランでご使用になることをおススメします。
いかがだったでしょうか。現時点で確認している内容を簡単にまとめました。やはり、速度が速いのが魅力ですね。
まだ登場したばかりの技術ですので、今後も動向に注目です。
新しい技術が日に日に登場している昨今。
さぽーとノートでは、今年も最新情報へのアンテナを高く張って、新しい技術をどんどん紹介したいと思います。
次回もお楽しみに!