こんにちは、サポート部 新人の小山です!
配属されてから半年が経ちました。今回は、業務の中で疑問に思ったことや、学んだことを皆さんにもシェアしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
「”らんけーぶる”を抜いてくださいって言われたけど、どれのこと…?」「このケーブル、抜いても大丈夫なのかな?」なんて悩んだこと、ありませんか?そんな皆さんのために、今回はケーブルの種類についてご紹介します!特にNCTのサービスでよく見かける以下の5種類について、わかりやすく解説しますね。
1.HDMIケーブル
2.同軸ケーブル
3.LANケーブル
4.モジュラーケーブル
5.光ファイバー
HDMIケーブルは、High-Definition Multimedia Interfaceの略で、音声と映像を1本のケーブルで送ることができる便利なアイテムです。一般的に黒色のケーブルで、先端が金色に被覆された台形のような形をしている部分が特徴的です。
NCTの設備では、テレビとSTB(セットトップボックス)を接続する際に使用しますが、それ以外にもレコーダーやパソコンのモニタの接続にも使われています。
以前は赤・白・黄色の3色ケーブル(RCA端子)で音声と映像を送っていましたが、HDMIケーブルが登場することで、これらを1本にまとめて、よりシンプルで高品質な接続ができるようになりました!
種類 | 通信速度 | 用途 |
---|---|---|
HDMI1.4 | 10.2Gbps | フルHD映像の伝送 |
HDMI2.0 | 18Gbps | 4K映像の伝送 |
4K放送を見ているのに画質が良くならないときは、HDMIケーブルの種類が対応していない可能性があります。
同軸ケーブルは、主にテレビの信号を伝えるためのケーブルです。よく「テレビ線」「アンテナ線」と呼ばれることもあります。特徴的なのは、ケーブルの先端が丸い形をしていて、その中央に針のような銅線部分があることです!
一般的には、壁にある丸いコンセント(壁面端子)とテレビを繋ぐことで、テレビが視聴できるようになります。また、同軸ケーブルは今回紹介するケーブルの中で最も太く、太さは鉛筆くらいのサイズの物もあります。
種類 | 対応周波数 | アルミ箔 | BS/CS対応 |
---|---|---|---|
5C-2V | 770MHz | なし | × |
S-5C-FB | 3224MHz | あり | ○ |
見分け方としては
・5C-2V 黒の外皮の内側に銀色のシールドのアルミ箔が無いケーブル
・S-5C-FB 黒や白やグレーの外皮の内側に銀色のアルミ箔でシールドされている
光スタンダードSやBS放送を視聴するためにS-5C-FBへの交換工事が必要になる事もあります。お気軽にご相談ください。
LANケーブルの「LAN」は、Local Area Networkの略で、ネットワーク配線に使われるケーブルの一つです。先端は四角い形をしていて、上部に小さな爪がついているのが特徴です。NCTの設備では、D-ONUと無線ルーターを接続するために使われており、さらに、有線接続でインターネットを利用する際にも欠かせないアイテムです!インターネットが普及した現代では、もしかすると一番身近なケーブルかもしれませんね!
種類 | 表記例 | 最大通信速度 | NCTサービス |
---|---|---|---|
カテゴリ5 | CAT.5 | 100Mbps | |
カテゴリ5e、6 | CAT.5e、CAT.6 | 1Gbps | 光1G |
カテゴリ6A~7A | CAT.6A など | 10Gbps | 光10G |
NCTの光10Gサービスをご契約の際は、カテゴリ6A以上のLANケーブルをご使用ください。
モジュラーケーブルは、電話回線を接続するためのケーブルです。「電話線」や「テレフォンコネクタ」とも呼ばれることがあります。形はLANケーブルに似ていますが、サイズが少し違います。よく見ると、LANケーブルは8個の溝があり、モジュラーケーブルは6個から2個の溝があるため、モジュラーケーブルの方が一回り小さいです。
NCTの設備では、HGWやWMTAから固定電話を接続するために使われていますね!
光ファイバーはその名の通り、光を使ってデータを伝送するケーブルです。光ファイバーは電柱に架けられているものから、ご家庭に引き込まれているものまであります。ただし、ご家庭にある光ファイバーは、先端に青い端子がついているのが特徴です。この青い端子がついているものは「光コード」「光ケーブル」と呼ばれます。
光ファイバーの線自体は髪の毛ほどの細めのケーブルです。光ファイバーは光回線サービスの基盤となる重要なケーブルなので、強く曲げたり、物を落としたりすると断線してしまうことがあります。外見上はなんともなくても、中の光ファイバーが折れていることもあるので、取り扱いには十分注意してくださいね!また、のぞき込むと目に危険なものでもありますので、先端は絶対にのぞき込まないでください。
いかがでしたでしょうか?今回は簡単な説明にとどまってしまいましたが、今回のさぽーとノートでケーブルの名前だけでも覚えていただけたら嬉しいです!
それでは、また次回のさぽーとノートでお会いしましょう!
※本ページに掲載している情報は、12月17日時点のものです。